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外構工事はハウスメーカー工務店に依頼してはいけない

外構工事はハウスメーカー工務店に依頼してはいけない

ハウスメーカーや工務店で新築を建てられる方の場合、

外構工事(エクステリア工事)も同じ会社に依頼するケースが多いです。

住宅の検討段階から打ち合わせもしているので、

気軽に相談できるなど信頼関係もできているから、

お客様としても、新たに業者を見つけるのも大変だし、

住宅を作ってもらった安心感もあるからです。

しかし多くの場合、ハウスメーカーは独自でエクステリアや外構工事部門がありません。

大手メーカーでエクステリア部門があるのは、セキスイハイムくらいです。

そうなればハウスメーカーや工務店の場合、

家の専門家でありますが、エクステリアに関しては専門外です。

家と庭の工事は、一般のお客様からみると、工事は似ていますが、まったく違います。

そのため、ハウスメーカーや地元工務店に相談すれば庭の設計やアドバイスをしてくるもの、

畑違いなので、得意ではありません。より具体的に話が進む場合、

実際にお庭のデザインや工事を行うのは提携している下請け業者です。

その場合、中間マージン(手数料)が、ハウスメーカーや工務店に支払われたうえ、

さらにエクステリア会社も利益をとるので、

2重に利益をとられる事になるため、直接エクステリア工事会社に注文するより割高になります。

ですから同じ工事をする場合、直接、外構工事やエクステリア工事に依頼した方がお得です。

住宅を検討している流れで、お庭も考える場合、

住宅の流れでそのまま相談しやすいと思いますが、

ハウスメーカーや工務店にエクステリア工事を依頼しても、

実際の工事は下請けの外構専門業者(エクステリア業者)に

工事を丸投げしているというケースがほとんどです。

お庭の要望なども、直接エクステリア外構工事会社と話ができず、

ハウスメーカーや工務店の担当がワンクッションになり、

又聞きになるので、話が通じにくい面もあります。

直接話した方が要望が伝わりやすいのは当たりまえです。

ハウスメーカーも工務店も本業第一ですし、得意ではない部分になるので、

住宅ほど情熱はありません。良い庭をリーズナブルな価格で作りたい場合、

やはり餅は餅屋、住宅は専門家であるハウスメーカーに、

庭は外構工事会社、エクステリア会社がおすすめです。

エクステリア会社には得意分野があります

外構工事やエクステリア工事を行う会社も皆同じではありません。

それぞれ得意分野があります。

造園を主体にしてきた会社は、植栽や石を使った工事が得意で、

植栽が少ないデザイン主体の工事は苦手な傾向があります。

公共工事を主体にしてきた会社は。

駐車場土間コンクリートや擁壁工事が得意で、

レンガ積みやアルミ工事や凝ったデザインの庭は苦手な傾向があります。

ハウスメーカーから独立した人が設立した会社は、

とにかくお客様サービスが良いです。

デザインはその人の技量に頼る部分が多く、

植物や造園工事を苦手にする傾向があります。

庭のデザインはガーデンプランナーのデザイン力に依存する傾向が強い

住宅に比べ、庭の場合は自由度が高いです。

金額もピンキリですし、素材も豊富です。貼る石やタイルを選ぶだけでも、

専門カタログが一冊分もあり、メーカーの数だけあります。

庭を造るのには、住宅のような厳しい法規制もないので、自由度が高く比較的なんでもできます。

お客様のこだわり度合もありますが、

エクステリア会社のデザイナーのデザイン資質にかなり影響されます。

良い庭を造りには、技術力も大切ですが、

自分の好みにあった、相性の良いデザイナーを見つけるのがポイントです。

お庭工事の相見積もりは一長一短

良い庭を安く作ろうと考えると、複数社を相見積もりとか、

一括見積りサイトを使うなどありますが、

一長一短でメリットもデメリットもあります。

メリットありそうで、むしろデメリットの方が多いかもしれません。

そもそも、エクステリア工事の利益率はそんなに高くもありません。

100万円の工事で10%なら10万円ですが、

10パーセント値引き工事を続けていたら、

ほとんどのエクステリア工事会社は成り立たなくなります。

ですから比較見積もりによる値引き交渉にはあまり意味がありません。

デメリットは、エクステリア工事会社側は、

相見積もり客より、依頼を頂けるお客様を考えたら、両方大切ですが、

どちらかを優先しなければならない状況なら、

当然依頼を頂けるお客様を優先するのが人間心理です。

ガーデンプランナーのデザイン力も大切ですが、人間としての相性も大切です。

自分にあったデザインを提案してくれる、相性の良い人を探しましょう。

ちょっと話しただけでも雰囲気は伝わってくるはずです。

違和感があればちょっと注意しましょう。

皆さまの素敵なお庭が出来上がるのを祈っております。